酸性縮毛矯正とアルカリ縮毛矯正とは?〜福岡県飯塚市の縮毛矯正

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2025年04月29日

こんにちは

先日あるお客様からご質問がありましたのでそれをブログして参りますね。

 

「酸性縮毛矯正でお願いします」

 

おお!技術指定のお客様!こういう風にお客様から聞くとなんか嬉しいですね〜

 

でもちょっと待った‼️

それを鵜呑みにして酸性縮毛矯正でやって大丈夫か?

 

と、言う流れをブログしていきます。

 

 

 

 

【酸性縮毛矯正とは?アルカリ縮毛矯正とは?】

 

 

昨今はインターネットやSNSの発展でお客様の方もかなり詳しい方が増えてきましたね、嬉しいですね。

ネットで調べてから来てくれるお客様がほぼですよね、僕も調べますもん食事行く時とか。

 

本題の酸性縮毛矯正とは

【薬剤のpHが6.9以下でかける縮毛矯正全般】です。

 

(ちなみにpH6.9はまだ酸性でなく弱酸性)

 

 

なんのこっちゃ、ですよね!

凄くざっくり言うと

【凄く負担が少ない薬剤だけど癖っ毛が伸び辛いやつ】

 

です、ちなみにアルカリ矯正は逆で

【pH8以上の薬剤は比較的強めだけど癖っ毛が伸び易いやつ】です。

 

 

ちなみにpH7くらいの中性縮毛矯正もあります。

 

 

 

(今回薬剤のお話はすっごく複雑で難しいですし僕のブログより凄くわかりやすく解説してる美容師さんは凄くいるのでなんとなーく聞いてくれたら幸いです、対美容師さん向けでなく、対うちのお客様向けにざっくり書いてます。)

 

 

酸性縮毛矯正でお願いします、とお客様に言われてそれを鵜呑みにやって失敗するかどうかは

 

お客様の髪と美容師の腕による。

 

 

身も蓋もねぇぇえええ!

 

これ薬剤選定はお客様の髪質に合わせて塗り分けしていきますのでお客様の髪質によりますね!優しく弱めの薬剤で行くケースはやはりダメージが強い時ですね!酸性〜中性の薬剤を使います。

ダメージがあまりないケースは弱アルカリ〜アルカリ矯正をやります。

 

でも髪の毛のダメージや癖っ毛具合は同じ人でも部分部分で違いますので塗り分けが基本です!最低限、根本と毛先は分けますね、根本は生えたての髪ですがロングの毛先は5年前の髪の毛とかですとダメージレベルが違います!

 

 

で、今回のご質問あったお客様は普通に弱酸性〜中性くらいで縮毛矯正しました(酸性やないんかーい)

髪質的には傷んでるので酸性でも良かったですが弱酸性〜中性です、これは髪質での判断です。仕上がり良かったですよ。

 

 

で、今回のブログの趣旨ですが酸性縮毛矯正とかアルカリ縮毛矯正とかお客様がご希望をお伝えするのは全然ありですが美容師さんにお任せするのが良いと思います!(縮毛矯正で信頼出来る美容師さん限定)

 

お客様の髪質に合わない薬剤を使う可能性もありますからね

 

でもやっぱりアイロンが大切❗️

 

 

 

【酸性縮毛矯正で髪が合わないケースに起きる弊害】

ざっくりですが

 

・癖っ毛の伸びが甘い

・癖っ毛が伸び辛いがゆえアイロンを頑張り過ぎな美容師がするとピンピン真っ直ぐなる

・酸性の薬剤で失敗したらもう切るしかないくらいビビる(程度による)

・美容師目線ですが時間がかかる

 

 

【アルカリ縮毛矯正の髪質が合わない弊害】は

 

・真っ直ぐすぎてピンピンいきやすい

・ダメージ毛に使用したら1発でチリつく可能性あり

・ダメージある髪への使用は経験がいる

 

多分まだまだまだまだあります

 

 

 

 

うーむ、上に弊害書いてましたが縮毛矯正は酸性、アルカリだけでは測れないですからね、上記のはざっくりした参考までに。

 

 

酸性縮毛矯正の薬剤は比較的pH(ペーハーと言う)は人の肌に馴染み易い、俗に言う優しい感じかもですがあくまでpHは優しいですがここから更に【還元剤濃度】とかがありますからね

 

 

pH、アルカリ度、酸度、水分量、還元剤の種類、pka、還元濃度、アルカリ剤の種類etc…

 

 

縮毛矯正はパズルみたいに組み合わせ連動の技術なので酸性とアルカリ性だけでは測れないものが多いです。

 

このpHだのアルカリだの還元剤濃度、なんだかんが色々と考えてお客様に選定して頑張って頑張っても

 

 

アイロンワークが一番大切❗️

と感じてます。

 

 

 

独り言になりますが(無視してもらって大丈夫です)

コロナ禍になって縮毛矯正界隈は凄く技術が発展して来ました、コロナで働けない間にオンラインサロンが爆発的に普及しました(月額5000円くらいのネットで縮毛矯正が上手な美容師さんが教えてる動画とか見るやつ)

これによって縮毛矯正が上手な美容師さんが爆発的に増えました!めちゃ良い事ですよね!

(僕も合計3つ入会した過去あります)

 

 

言葉を選ばずに言うと(気を悪くされる方はすみません)

 

その反面、なんちゃって自称縮毛矯正上手い、縮毛矯正は僕に任せてください系美容師さん、SNSのさらさら髪の魅せ方が上手くて実はあんま上手くない美容師さんも増えました。これが良くない!比較的簡単に縮毛矯正を学べる環境が出来たからとんでもなく上手い縮毛矯正師さんとなんちゃって系がよくわからない現状がありますね。知識が先行してアイロンがヘタな美容師さんが多いです(僕も頑張ります)

あとサラサラで艶々な髪”しか”作れないでカットが下手な美容師さんも多いですね(僕も頑張ります)

ロングの縮毛矯正だとわかりづらいけどショートの縮毛矯正したらカットラインがガタガタとかあるあるですね!

もちろんお上手な美容師さんも沢山いますから安心してください!

 

 

僕も練習するからみんなも知識じゃなく練習してくれ!

 

 

 

 

あと丸みを作る、自然な縮毛矯正問題もアイロンワークが一番大切です、あとカット✂️

 

 

酸性かアルカリ性かよりも大切な事は沢山ある!

と感じました(ブログしながら)

 

 

お客様からの酸性縮毛矯正指定は僕的に結構嬉しいですね!なんか美容師の話が詳しそうで!

でも酸性かアルカリ性か中性かは髪質とダメージ具合、癖っ毛の強さとなりたいスタイルによって説明はしますが僕が決めます!ここでプロっぽい事言っててもアイロンワークがヘタで失敗したらお客様もじゃあ酸性でしたら違ったのではないか?、となるのでアイロンワークとカットをバチっと決めます!これが大切です、結果で語る。

 

 

話が脱線しましたが

酸性かアルカリ性かは美容師さんが髪質を見てから判断してアイロンとカットを組み合わせて仕上げる、が一番かと感じました。

今回のお客様は弱酸性〜中性縮毛矯正でカットは毛先整える感じでしたがこれを酸性過ぎる、アルカリ過ぎると髪も傷んじゃう可能性は多いにあります!酸性は優しいイメージがありますが硫酸くらいの酸になると焼けますからね!何事も適材適所適量が大切です。

 

ちなみにまじでアイロンが上手な美容師さんは酸性だろうがアイロンだろうが関係なしに1発で決めますね!憧れますね〜僕もなんちゃって自称縮毛矯正上手い系にならないでそんな感じになれるよう精進して参ります。

 

 

 

西田 周平

 

 

 

 

 

 

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