こんにちは
本日はお客様が終わったのが日を跨いで0時過ぎ、今から片付けて帰ったら深夜1時になるのでブログお休み致します。疲れ上がって頭ガンガンします、体調を考えて速く寝ます。また明日ブログしますのでよろしくお願い致します。
西田 周平
こんにちは
先日あるお客様からご質問がありましたのでそれをブログして参りますね。
「酸性縮毛矯正でお願いします」
おお!技術指定のお客様!こういう風にお客様から聞くとなんか嬉しいですね〜
でもちょっと待った‼️
それを鵜呑みにして酸性縮毛矯正でやって大丈夫か?
と、言う流れをブログしていきます。
【酸性縮毛矯正とは?アルカリ縮毛矯正とは?】
昨今はインターネットやSNSの発展でお客様の方もかなり詳しい方が増えてきましたね、嬉しいですね。
ネットで調べてから来てくれるお客様がほぼですよね、僕も調べますもん食事行く時とか。
本題の酸性縮毛矯正とは
【薬剤のpHが6.9以下でかける縮毛矯正全般】です。
(ちなみにpH6.9はまだ酸性でなく弱酸性)
なんのこっちゃ、ですよね!
凄くざっくり言うと
【凄く負担が少ない薬剤だけど癖っ毛が伸び辛いやつ】
です、ちなみにアルカリ矯正は逆で
【pH8以上の薬剤は比較的強めだけど癖っ毛が伸び易いやつ】です。
ちなみにpH7くらいの中性縮毛矯正もあります。
(今回薬剤のお話はすっごく複雑で難しいですし僕のブログより凄くわかりやすく解説してる美容師さんは凄くいるのでなんとなーく聞いてくれたら幸いです、対美容師さん向けでなく、対うちのお客様向けにざっくり書いてます。)
酸性縮毛矯正でお願いします、とお客様に言われてそれを鵜呑みにやって失敗するかどうかは
お客様の髪と美容師の腕による。
身も蓋もねぇぇえええ!
これ薬剤選定はお客様の髪質に合わせて塗り分けしていきますのでお客様の髪質によりますね!優しく弱めの薬剤で行くケースはやはりダメージが強い時ですね!酸性〜中性の薬剤を使います。
ダメージがあまりないケースは弱アルカリ〜アルカリ矯正をやります。
でも髪の毛のダメージや癖っ毛具合は同じ人でも部分部分で違いますので塗り分けが基本です!最低限、根本と毛先は分けますね、根本は生えたての髪ですがロングの毛先は5年前の髪の毛とかですとダメージレベルが違います!
で、今回のご質問あったお客様は普通に弱酸性〜中性くらいで縮毛矯正しました(酸性やないんかーい)
髪質的には傷んでるので酸性でも良かったですが弱酸性〜中性です、これは髪質での判断です。仕上がり良かったですよ。
で、今回のブログの趣旨ですが酸性縮毛矯正とかアルカリ縮毛矯正とかお客様がご希望をお伝えするのは全然ありですが美容師さんにお任せするのが良いと思います!(縮毛矯正で信頼出来る美容師さん限定)
お客様の髪質に合わない薬剤を使う可能性もありますからね
でもやっぱりアイロンが大切❗️
【酸性縮毛矯正で髪が合わないケースに起きる弊害】
ざっくりですが
・癖っ毛の伸びが甘い
・癖っ毛が伸び辛いがゆえアイロンを頑張り過ぎな美容師がするとピンピン真っ直ぐなる
・酸性の薬剤で失敗したらもう切るしかないくらいビビる(程度による)
・美容師目線ですが時間がかかる
【アルカリ縮毛矯正の髪質が合わない弊害】は
・真っ直ぐすぎてピンピンいきやすい
・ダメージ毛に使用したら1発でチリつく可能性あり
・ダメージある髪への使用は経験がいる
多分まだまだまだまだあります
うーむ、上に弊害書いてましたが縮毛矯正は酸性、アルカリだけでは測れないですからね、上記のはざっくりした参考までに。
酸性縮毛矯正の薬剤は比較的pH(ペーハーと言う)は人の肌に馴染み易い、俗に言う優しい感じかもですがあくまでpHは優しいですがここから更に【還元剤濃度】とかがありますからね
pH、アルカリ度、酸度、水分量、還元剤の種類、pka、還元濃度、アルカリ剤の種類etc…
縮毛矯正はパズルみたいに組み合わせ連動の技術なので酸性とアルカリ性だけでは測れないものが多いです。
このpHだのアルカリだの還元剤濃度、なんだかんが色々と考えてお客様に選定して頑張って頑張っても
アイロンワークが一番大切❗️
と感じてます。
独り言になりますが(無視してもらって大丈夫です)
コロナ禍になって縮毛矯正界隈は凄く技術が発展して来ました、コロナで働けない間にオンラインサロンが爆発的に普及しました(月額5000円くらいのネットで縮毛矯正が上手な美容師さんが教えてる動画とか見るやつ)
これによって縮毛矯正が上手な美容師さんが爆発的に増えました!めちゃ良い事ですよね!
(僕も合計3つ入会した過去あります)
言葉を選ばずに言うと(気を悪くされる方はすみません)
その反面、なんちゃって自称縮毛矯正上手い、縮毛矯正は僕に任せてください系美容師さん、SNSのさらさら髪の魅せ方が上手くて実はあんま上手くない美容師さんも増えました。これが良くない!比較的簡単に縮毛矯正を学べる環境が出来たからとんでもなく上手い縮毛矯正師さんとなんちゃって系がよくわからない現状がありますね。知識が先行してアイロンがヘタな美容師さんが多いです(僕も頑張ります)
あとサラサラで艶々な髪”しか”作れないでカットが下手な美容師さんも多いですね(僕も頑張ります)
ロングの縮毛矯正だとわかりづらいけどショートの縮毛矯正したらカットラインがガタガタとかあるあるですね!
もちろんお上手な美容師さんも沢山いますから安心してください!
僕も練習するからみんなも知識じゃなく練習してくれ!
あと丸みを作る、自然な縮毛矯正問題もアイロンワークが一番大切です、あとカット✂️
酸性かアルカリ性かよりも大切な事は沢山ある!
と感じました(ブログしながら)
お客様からの酸性縮毛矯正指定は僕的に結構嬉しいですね!なんか美容師の話が詳しそうで!
でも酸性かアルカリ性か中性かは髪質とダメージ具合、癖っ毛の強さとなりたいスタイルによって説明はしますが僕が決めます!ここでプロっぽい事言っててもアイロンワークがヘタで失敗したらお客様もじゃあ酸性でしたら違ったのではないか?、となるのでアイロンワークとカットをバチっと決めます!これが大切です、結果で語る。
話が脱線しましたが
酸性かアルカリ性かは美容師さんが髪質を見てから判断してアイロンとカットを組み合わせて仕上げる、が一番かと感じました。
今回のお客様は弱酸性〜中性縮毛矯正でカットは毛先整える感じでしたがこれを酸性過ぎる、アルカリ過ぎると髪も傷んじゃう可能性は多いにあります!酸性は優しいイメージがありますが硫酸くらいの酸になると焼けますからね!何事も適材適所適量が大切です。
ちなみにまじでアイロンが上手な美容師さんは酸性だろうがアイロンだろうが関係なしに1発で決めますね!憧れますね〜僕もなんちゃって自称縮毛矯正上手い系にならないでそんな感じになれるよう精進して参ります。
西田 周平
こんにちは
休みの日にお洋服を見るのにハマってる西田です。
買う買わないは別にしてお洋服をネットでなく実店舗に見に行くのが楽しいですね!お洋服もめちゃくちゃ高いものは買わないですがやっぱ何か欲しくなってしまいますね〜、ちなみに1番欲しいのはハサミです(服やないんかい)
今日はロングの縮毛矯正です
ビフォーです
4〜5ヶ月ペースで縮毛矯正の顧客様です
カラーは他店様でされてあり見た目だと分かりづらいですが意外と傷んでます(白髪染め1ヶ月半ペース)
癖っ毛が伸びてきて膨らんできたとの事、今回も縮毛矯正でメンテナンスさせて頂きます。
髪の状態は
・癖っ毛は強め
・髪質は普通〜どちらかと言えば細い
・毛量は多い
・ダメージは大、結構親水化して嫌な引っ掛かりアリ
写真だとわからないですが濡れたら割とテロテロしてる部分もあり意外と傷んでるケースです、お顔周りはうぶ毛で細いのと白髪染めで繊細な感じになってます。
癖っ毛は根本のキワからグリッと弾力あるタイプなので強めになりますが細毛気味で白髪染めでのダメージもあるので強めの薬剤だとチリつく可能性があるので薬剤選定は注意が必要!癖っ毛は伸びるけどチリつかない中くらいの薬剤を塗って参ります。
毛先はまだ縮毛矯正が残ってて再度当てなくても綺麗に出来ると判断しました、毛先はトリートメント処方で栄養素を入れて強度をあげるハリコシ仕様でやって参ります。
縮毛矯正を毛先までかける、かけない問題は美容師さんによって賛否両論ありますね、ダメージでの広がりならトリートメント、癖っ毛での広がりなら縮毛矯正、と思ってますがダメージでの広がりでも縮毛矯正した方が収まるケースもあります。ありますが本当に髪の体力次第!縮毛矯正すると真っ直ぐなって見た目綺麗になりますが傷んでる髪に縮毛矯正すると真っ直ぐだけど手触りが引っかかる、絡まると質感は劣化するケースもかなり感じてますね。
本当に臨機応変、状況とお客様のお求めによるので、そこをしっかりと突き詰めて施術して参ります。
ハンドドライのみアフターです
癖っ毛無くなってサラサラになりました✨
内側の癖っ毛が無くなると圧倒的に指通りが向上します!
癖っ毛は9割凸凹してるのでそれを直線で真っ直ぐするとその凸凹がなくなって手触りが抜群になります✨
あと多毛さんは毛量が減った体感があります
実際の毛量は減らないですが膨らみが無くなるので毛量が減ったように感じますね、あと何故かドライヤーが速くなります(何故?)
癖っ毛の多毛さんのロングは縮毛矯正すると良い事ばかり!でもデメリットもあります!
(前も言ってたら重複すみません)
・ばっさりカットのスタイルチェンジがし辛い
・カラーを明るくするとき傷みやすい
・癖っ毛強めさんは縮毛矯正を定期的にしないと癖っ毛と真っ直ぐが一緒にあるとそっちのがお手入れが大変
細かい説明は今度しますがパッと思いつくのが上記3つですね、縮毛矯正は長持ちするが故のデメリットですね!カラーは色落ちするからカラーチェンジしやすいですが縮毛矯正は長持ちするのでそれは最大のメリットともなりますしデメリットにもなり得ます。お客様のお求めするスタイルとライフスタイルにあった選択が1番と考えます。このへんはお客様だとわからないこともあると思いますので美容師さんに相談するのが1番ですよ、参考までに😌
今日はこんな感じ
最後まで読んで頂きありがとうございます
また明日ブログしますので良かったら覗いてみてくださいませ
西田 周平
こんにちは
凄く素敵な気候になってきて蜂🐝がブンブン飛んでて怖い西田です。
小さい頃に蜂に刺されてそれからちょっと怖いですね🐝
蜂もですし速く動く飛んでるやつは苦手です。
それだけ過ごしやすい気候になってきた証拠かもですね。
今日は内巻きボブの縮毛矯正です
ビフォーです
お久しぶりのお客様、最近は知り合いの美容師さんのところに行っててうち来るのは久しぶりでした。
縮毛矯正は当店のが良いとの事で嬉しいですね!
髪の状態は
・癖っ毛はやや強め
・髪質は普通〜細め
・毛量は多毛
・ダメージは毛先はカラーと縮毛矯正とアイロンのダメージあり(でも切る)
根本は黒髪の健康毛で毛先はダメージしてるケースですね、毛先はカットしてある程度無くなるから無問題です。
カットのオーダーは丸みのあるボブ、これが一番お手入れがラクだそうです。
カットラインが綺麗な短めボブはドライヤーでざっくり乾かしただけでも綺麗になる優れもの!根本の癖っ毛が割としっかりめにあるのでここを縮毛矯正したらもの凄く扱いやすくなるはずですね。
薬剤は根本の健康毛と毛先のダメージ毛と2種類塗り分け、丸みを作りたいので弱過ぎない普通くらいの薬剤を塗布、丸みを作れる土台を作ったらアイロンで形を綺麗に作って参ります。
ショート〜ボブ系の縮毛矯正は1番はカット、同じくらいでアイロンワークが大切と感じてます。薬剤も大切ですが薬剤がとても良い高級なものを使っても美容師さんがアイロンやカットが下手だったら丸みはつきません!!職人作業な細かいアイロンワークが必要ですね。
あとは毛髪、骨格判断。
髪のダメージや骨格、つくるスタイルによって丸みの難易度は変わります、僕はアゴ〜アゴより上の長さ、ダメージがやば過ぎない、これを考えて仕事してます。
(骨格の話は長くなるので端折ります)
カットと縮毛矯正を上手く組み合わせてスタイルを作るのが僕の仕事で多いです、もちろんカラーもパーマもします笑。セットとブリーチは出来ないです苦笑。
ハンドドライのみアフターです
綺麗な丸みボブが出来上がりました✨
ざっくりドライヤーで乾かしただけでもスタイルが決まりやすいのが縮毛矯正とボブの良いところ、相性抜群です✨
いつも言ってるかもですが僕はセット剤をつけてスタイルは完成と思ってるタイプですので、ここからワックスやオイルやバームをつけるとより可愛くオシャレな感じが出るのでオススメです。
カットと縮毛矯正は連動技術なのでどちらかだけ上手でも仕上がりは微妙ですね、綺麗にカットしてそのスタイルを作る上で癖っ毛が邪魔だから縮毛矯正でサポートする、これがショート〜ボブの縮毛矯正とカットの考えですね。ロングはまた別です。
まだまだ上手くなりたいのでもっと練習してより良いスタイルを作れるよう精進して参ります。
今日はこんな感じ
最後まで読んで頂きありがとうございます
また明日ブログしますので良かったら覗いてみてくださいませ
西田 周平
こんにちは
暑い日が多いので冷房を入れまくってる西田です(まだ4月)
体温調節が難しい時期ですよね、暑い時は暑いしまだ寒い日もありますし丁度良い服装を迷走しております。個人的には長袖のシャツやロンTくらいが良いのですが縮毛矯正のアイロン中は集中してたら汗やばいですね苦笑。でも半袖だと多分寒い、、、いや実は丁度良いのか??わかんねー。
今日はロングの縮毛矯正です
ビフォーです
癖っ毛強めのロングのお客様、ダメージも強めで毛先はブリーチもあります。
癖っ毛で広がってなかなかスタイルが崩れてしまうみたいです。縮毛矯正で綺麗にして参ります!
髪の状態は
・癖っ毛強め
・髪質は普通〜やや細め
・毛量は多め
・ダメージは大、アイロンダメージもあり、毛先はブリーチ(でも切る)
根本の癖っ毛は強めですが根本も結構ダメージが大きいので薬剤選定が難しいケースです。傷んでるから弱めだと伸びない、癖っ毛強いから強めだとチリつくリスクがある、悩むケースですね、上手く薬剤選定をし3種類を細かく塗り分けてから対応していきます(絵の具みたいに塗りながら混ぜていきます)
アイロンももちろん大切です!
アイロン熱を強く入れ過ぎたらチリつきか硬くなりピンピン真っ直ぐになりがちです、アイロンワークはしっかりゆっくり引っ張らないイメージでアイロンは最大でも2スルーくらいのイメージで仕上げていきます、僕の体感ですがこのケースは3スルーは硬くなります。
カットは伸ばすから毛先を整えて毛量減らす感じに。
毛先はブリーチ入ってますがぼちぼちカットするので無問題、弱めの薬剤でいきます。
薬剤塗布とアイロンワークが縮毛矯正はキモです、そこを上手くやっていくと
ハンドドライのみのアフターです
柔らかいさらさらな縮毛矯正が出来上がりました✨
写真からでは伝わらない極上の柔らかさでした
手触りは艶々でサラサラで軽い仕上がりです✨
カットは整えて毛量減らすだけでもカットラインを丸く切ると馴染みやすく跳ねないカットになるのでオススメです。
癖っ毛強めのダメージ毛縮毛矯正のコツは薬剤の塗り分けとアイロンワークの熱入れ過ぎない事ですね!もちろんしっかりアイロン入れたら癖っ毛は伸びやすいですが手触り、柔らかさのような【質感】までこだわるならアイロン熱は最小限で癖っ毛伸ばすのが良いですね!ですが熱が弱いと癖っ毛が伸び甘いとかもありますので、その境界線が難しいところ。最近は熱入れの感覚が少しずつ練度が上がって来てると感じてますので少ーしだけ上手くなったかも知れません(多分)
もっと練習してもっと上手くなっていこうと思います!
今日はこんなの
最後まで読んで頂きありがとうございます
また明日ブログしますので良かったら覗いてみてくださいませ
西田 周平